マカのサプリメントの選び方

 

栄養が豊富で、特に不妊や婦人科系の症状に効果的と人気のマカ。

 

標高4,000〜5,000メートルに自生する高山性の植物ですので、日本では主にサプリメントとして入手することができます。

 

現在色々な会社がマカのサプリメントを出していますが、何を基準に選べばよいのか迷うと思います。

 

マカのサプリメントの選び方を見て行きましょう。

マカは1種類ではありません

 

「マカ」というと、全て同じだと考えるかもしれません。

 

アブラナ科の植物「マカ」は、200以上の種類があり、ペルーで栽培されているものだけでも11種類にも及ぶのです。

 

その中でも「マカモラーダ」と呼ばれる品種は、マカの中で最もビタミンやミネラルが豊富だと言われています。

 

他のマカと比較すると「マカモラーダ」は根の部分の色素が濃いのが特徴です。

 

色素が濃いのは、根の部分にミネラルや植物性エストロゲンとも言われるポリフェノールが多く含まれるからです。

 

色の薄い根のマカ100gには、鉄分が平均して13mg含まれていますが、マカモラーダ種100gには95mgも含まれているのです。

 

マカモラーダは標高3,000メートル級の高地では生育できないことも、特徴として挙げられ、アンデス高地の標高4,000〜5,000メートルの環境だけで、生育することができるのです。

 

この過酷な環境下だけで育つことができるマカモラーダは、厳しい自然がはぐくむ天然のサプリメントともいえるのです。

 

マカのサプリメントを選ぶときに、「マカモラーダ」と品種名が書かれているなら、マカの中でも最高品種だと判断できるでしょう。

自然栽培のマカは栄養が豊富

 

マカのサプリメントを選ぶときに、原料となっているマカがどのように栽培されたかにもこだわってみることができます。

 

例えばトマトやほうれん草も、全てのトマトやほうれん草が同じだけの栄養を含んでいるのではありません。

 

文部科学省の「日本食品標準成分表」によりますと、露地栽培が一般的であった1951年度には、トマト100gに鉄分は5mg含まれていました。

 

ですが促成栽培が主流の2015年度ではトマト100gでも鉄分は0.2mgしか含まれていません。

 

また同表でほうれん草を調べてみますと、1951年度ではほうれん草100g中にビタミンCは150mg、鉄分は13mg 含まれていました。

 

ですが2015年度の表には、ほうれん草100g中のビタミンCは35mg、鉄分に至っては2mgしか含まれていないのです。

 

このように育て方によって、同じ量の野菜を摂取しても、体に取り入れることができる栄養素が大きく異なることが分かります。

 

マカも、自然栽培で採れた方が、より一層栄養が豊富と言えるのです。

 

マカのサプリメントに「自然栽培」と記されてあるなら、栄養が濃いマカを使用していると考えられます。

マカのふるさと・ペルー、フニン県

 

マカは最近では標高3,000メートル程度の高地でも栽培されるようになりましたが、元来ペルー・フニン県にある「ボンボン高地」で自生していたものでした。

 

ボンボン高地は標高4,000メートル以上にある広大な場所です。

 

現在でもボンボン高地では、自然栽培によって最高品種のマカが生産されています。

 

ボンボン高地のマカは、他の場所で栽培されるマカと比べて何が優れているのでしょうか。

 

まず、あげられるのはマカが自生していた場所、つまりマカ栽培に適した場所と言うことです。

 

ボンボン高地は銅や亜鉛が産出される場所でもありますので、マカの成分にも銅や亜鉛と言ったミネラルが豊富に含まれるようになります。

 

そして、ボンボン高地は非常に広大な場所ですので、一度マカを栽培すると、7年〜10年程度土地を休ませます。

 

マカは根に多くの大地の栄養素を吸収しますので、連続して栽培すると土地がやせ衰えるだけでなく、マカそのものも栄養が希薄なものとなってしまうのです。

 

ボンボン高地の自然栽培のように、収穫の度に土地を休ませる農法なら、常に栄養たっぷりのマカを採ることができるのです。

 

ペルーでは、標高4,000メートル以上の高地で栽培され、かつ品質も高いと判断したマカに、「ペルー・フニン・マカ生産者連合最高品質保証」をつけています。

 

この保証マークがついているなら、農法や栽培地も安心できるマカと言うことができます。

マカの栄養を引き出す天日干し

 

マカは根菜です。

 

普通の野菜として、ペルーでは食されています。

 

ですが、そのままの形でペルー国外に輸出することは禁じられています。

 

粉末やエキスに加工されて、多くの国々に運ばれているのです。

 

粉末やエキスにする際にも、マカは細心の注意を払う必要があります。

 

早くマカの水分を取ろうとして高熱をかけたりすると、マカに含まれるビタミンが破壊されてしまう可能性があります。

 

特にビタミンCは熱に弱いので、慎重に乾燥させなくてはならないのです。

 

最もよい乾燥方法は「天日干し」です。

 

太陽の熱で余分な水分を飛ばすだけでなく、マカの熟成も促進させるのです。

 

このように最低2カ月以上かけて天日干しをして乾燥させたマカは、生のマカを食べるよりも栄養を効率的に摂取できるものとなります。

 

生のマカは、水分が70%以上含まれています。

 

ですが、丁寧に乾燥させたマカ粉末やそこから抽出して得られるマカエキスには、混じりけのない栄養が濃縮されて入っているのです。

 

マカのサプリメントを選ぶ際に、天日干しされた期間についての情報が与えられているなら、最低でも2カ月以上かけているかをチェックして見ましょう。

マカのサプリメントは、全てがマカ100%ではありません

 

マカのサプリメントと言うと、「マカ100%」なのかと思いがちです。

 

実際は、マカに他の成分や他の植物などが加えられていることが多いので、「マカ100%」の製品は少ないです。

 

もちろん、マカ以外にも良い成分や良い植物はたくさんありますので、このように様々な成分が配合されていることは悪いことではありません。

 

ですが、マカの効能、マカ本来の力を感じたい場合は、マカの含有量に注意して見る必要があります。

 

マカは野菜ですので食べ過ぎることで副作用が出ることはありませんが、マカ本来の力を感じるためには一日に1500mg以上を摂取することが望ましいとされています。

 

マカのサプリメントに表示されているマカ含有量からマカの摂取量を計算し、マカを1日に1500mg以上摂れるようになっているかを判断する必要があります。

 

例えば、マカが60%含まれている錠剤を1日8粒飲むように指定されていたとします。

 

錠剤一粒が250mgなら、この一粒にマカは150mg含まれていると計算できます。

 

1日当たり150×8=1200mgマカの栄養を摂取できる計算となりますので、1500mgには及びません。

 

サプリメントで「一日当たりの摂取量」が指示されている場合は、マカ以外の他の成分なども兼ね合わせた結果、量が決められていますので、勝手に増やしてはいけません。

 

計算して1日の摂取量が1500mgに満たない場合は、他のサプリメントからマカを摂取することが良いと言えるでしょう。

マカサプリメントの形態

 

一口にマカサプリメントと言っても、粉末であったりエキスであったり、錠剤やカプセルタイプであったりと形状は様々です。

 

それぞれの形状のメリットやデメリットを把握しておきましょう。

 

マカ100%であることが多いのが、「粉末タイプ」です。

 

ペルーから輸出される時点で粉末になっていますので、日本国内では何も加工されていないのが特徴です。

 

混じりけのないマカだけの効果を感じたい方は、この「粉末タイプ」がおすすめです。

 

マカは根菜で、普通の野菜ですが、決して美味しいものではありません。

 

そのまま飲むとむせることもあるので、料理に混ぜたり飲み物に混ぜたりすることも可能です。

 

ですが、マカに含まれるビタミン類をそのまま摂取したいと考えるなら、あまり高温での調理は避けた方が良いかもしれません。

 

また、粉末タイプですので、携帯しにくいのもデメリットとも言えます。

 

同じようにパウダータイプのものでも、「顆粒タイプ」は国内加工されていることが多いです。

 

マカは輸出時には基本的には粉末ですので、日本国内で顆粒に変えられるのです。

 

マカ粉末を顆粒に加工するためには、何か他の成分を混ぜることが必要です。

 

どのような成分が混ざっているのか、しっかりチェックするようにしましょう。

 

錠剤やカプセル

最も一般的なマカサプリメントは、「錠剤タイプ」です。

 

携帯しやすさや飲みやすさなどを追求するなら、やはり錠剤が一番と言えるのかもしれません。

 

マカ粉末を錠剤にするためには、何らかの成分を混ぜて固める必要があります。

 

顆粒タイプと同じくどのような成分が混ざっているか、マカ含有量は一日当たり1500mgを超えているかを確認しましょう。

 

そして、マカ粉末をそのままカプセルに入れた「カプセルタイプ」のサプリメントもあります。

 

このような形態の場合は、マカ100%であることも珍しくなく、カプセルを構成する菜種油や結晶セルロースのみが添加物となります。

 

マカをダイレクトに味わいたいなら、良い選択肢と言えるのです。

 

「エキスタイプ」でマカサプリメントが販売されていることもあります。

 

エキスと言うと成分をそのまま濃縮したというイメージがありますが、マカエキスの場合はちょっと異なることもあります。

 

マカに含まれている何らかの成分に注目して濃縮していたり、高熱をかけて組成成分が変化していたりすることがあります。

 

例えば、マカに含まれるアルギニンを積極的に摂取しようとするなら、アルギニンが十分量含まれているのか、チェックする必要があります。

 

エキスだからマカの成分がそのまま摂取できると思いこまないで、必要な成分が入っているのか、どんな成分が特に多めに濃縮されているのかを必ず確認して下さい。

 

 

マカ自体は非常に優れた植物ですが、粉末もしくはエキスとしてのみ輸出されるという特性上、様々な加工が施されていることも少なくありません。

 

原料となるマカの種類や栽培方法、そしてどのような形態で摂取するのかに注意して、最も適切と思われるマカのサプリメントを選んでいきましょう。